それをクリングに

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「試してみるかい、ドミ」言いながら立ち上がり、「守れるもの如新nuskin產品は守ってみな。残りはおいらが盗んでみせるから」
 戦士は頭をのけぞらせて大笑いした。タレンはもう男に近づいて、すばやく両手を動かしていた。
「いいだろう、若き盗賊よ」ドミは嬉しそうに笑いながら両腕を広げた。「できるものなら盗んでみるがいい」
 タレンはうやうやしく一礼した。
「お申し出はありがたいけど、もう盗ませてもらったよ。貴重品はほとんど一つ残らずいただいたと思うな」
 クリングは目をしばたたき、あわてて身体じゅうを服の上から叩きは如新nuskin產品じめたが、やがてうめき声を上げた。
「いい結果になりそうじゃないか」スパーホークがささやいた。
 タレンは盗んだ品物を取り出して棚卸しを始めた。
「ブローチが二つ。指輪が七つ。左の親指にはまってたのはずいぶんきついね。金の腕輪が一つ。これ、調べてもらったほうがいいよ。真鍮《しんちゅう》が混ぜてある如新nuskin香港と思うな。ルビーのペンダントが一つ。高く売りつけられたんじゃないといいけど。あんまり質のいい石じゃないからね。あと宝石を嵌《は》めこんだ短剣が一振りと、剣の柄頭《つかがしら》の宝石が一個」タレンはぱんぱんと両手をはたいて見せた。
 ドミは大きな笑い声を爆発させた。
「この子を買うぞ、わが友ティニアン。最高の馬の群れを一つやろう。この子は実の息子として育てる。こんな腕のいい盗賊は見たことがない」
「いや――申し訳ないが、この子は売り物じゃないんだ」
 クリングは嘆息した。「馬は盗めるか」残念そうにタレンに尋ねる。
「馬は服の隠しに入れるには大きすぎるね。でもやれると思うよ、ドミ」
「すばらしい。この子の父親はさぞ鼻が高かろう」
「あまりそんな気はしませんね」クリクがつぶやく。
「ところで、若き盗賊よ」クリングがほとんど申し訳なさそうに切り出した。「財布も一つなくなっているような気がするんだが――かなり重いやつが」
「ああ、いけない、すっかり忘れてた」タレンは額を叩いて、服の下からずっしりと重い革の袋を取り出し、ドミに手渡した。
「中身を数えたほうがいいぞ、わが友クリング」ティニアンが忠告する。
「この子とおれはもう友だちだから、信用することにする」
 タレンはため息をつき、あちこちの隠し場所からかなりの数の銀貨を取り出した。手渡しながら、
「こういうのってやめてもらいたいなあ。楽しみがなくなっちゃうよ」
「馬の群れ二つでは?」とクリング。
「申し訳ない。塩と話だけにとどめておこう」
 二人は塩を振った肉を食べ、タレンは馬車のほうに戻ってきてスパーホークに話しかけた。「馬をもらっとけばよかったのに。おいらなら、暗くなってから逃げ出せばいいんだもん」
「木に鎖で縛りつけられるぞ」
「鎖なんて、一分もあれば抜けられるさ。ああいう馬がどれほどの値打ちものかわかんないの?」
「この子をしつけるには思ったより時間がかかりそうだ」カルテンが言った。
「護衛はいらんか、わが友ティニアン」クリングが尋ねた。「おれたちの用事は大したものじゃない。母なる教会とその騎士団の役に立てるなら、喜んで手伝わせてもらうが」
「ありがとう、わが友クリング」ティニアンは頭を下げた。「だが、こちらの使命はわれわれだけでじゅうぶんに対処できる」
「うむ、聖騎士の武勇は伝説的だからな」

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